2005/11/22

ニホンちゃん


お祈りいただいています、ヴァンニーさんの長女で小児白血病を抱えているニホンちゃんです。とても痩せていますが、元気良く泣いていました。癒されるように、そしてこの子の癒しを通して家族全員が救われるように、祈り続けています。

だから、互に罪を告白しあい、また、いやされるようにお互いのために祈りなさい。義人の祈は、大いに力があり、効果のあるものである。」 -ヤコブ5:16

結婚式

カンボジアでは、特に地方では、まだまだ両親同士の合意による見合い結婚が慣わしです。2、3日かけて盛大な結婚式を挙げます。カンボジアでは花嫁料から結納、挙式に至るまで全て男性が費用を負担する慣わしで、カンボジア人の平均収入1~2年分もかかる結婚式費用を払えない男性は結婚できないそうで、お金の無い息子だけれど是非結婚させてあげたいと両親が結婚式費用をかき集めるのに親戚中を回ったりなど、家族に負担もかかることが多く、そのため「子供は男の子より女の子を持ったほうが得」だと言うのを良く聞きます。しかも結婚後は新婦の家族と同居という婿入り結婚が多く、男性にとっては踏んだり蹴ったりの結婚だな~と日本人の私はついつい思ってしまいます。今回のヴァンネーさんのご主人ソカン・ソクンさんの顔に笑顔が見られないのは私の気のせいではないのでは・・・でもいい結婚式でした。

結婚式 パート2

新郎とその親族が新婦の家まで行進している結納の儀式の風景です。親族全員が新婦の両親に送る結納の品々を携えて行進します(マシューの頭が突き出ているのが分かりますでしょうか)。現在は100mほどしか行進しませんが、かつては何kmもある新婦の家までの道のりを新郎と親族が行進したそうです。重いみかんの山を抱えさせられたマシューは道のりが100mほどで良かったとホッとしていました。

2005/11/20

結婚式

キリロムから帰ってきた翌日、私がシェムリアップにいた頃クメール語を教えて下さったカオット・ヴァンニーさんの妹のヴァンネーさんの結婚式があり、シェムリアップに行って来ました。外国人の私を家族のように受け入れて下さったこの一家、今回も親族しか参列しない披露宴前の色々な儀式に私たちを加えてくださり、とても貴重な体験をすることができました。左の写真は新郎新婦が両親らに挨拶、指輪を交換しているところです。

2005/11/15

シングル・ミッショナリー

フィリピン・アッセンブリー教団海外宣教部からカンボジアに派遣されている独身の女性宣教師たちです。皆カンボジア在住10年以上、あるいは10年近くのベテラン宣教師たちで、私の“アテ(タガログ語で“お姉さん”の意味)”たちでもあります。「よしこのブログにこの写真是非載せて!」という彼女たちの希望で、載せてみました。カンボジア宣教は独身女性たちの働きによって成り立っているといっても過言ではないほど、カンボジアには独身女性の宣教師たちが多く、素晴らしい働きをしています。女性で宣教師を目指している方々、是非カンボジアへ!

キリロムにて

水祭りの休暇を利用して、フィリピン人宣教師たちと共にプノンペンから南西に約100km離れたところにあるキリロムという避暑地に行ってきました。プノンペンはまだ日中は32度まで気温が上がる暑さですが、ここキリロムは少し高度が高いところにあり、カンボジアにいるのが信じられないような涼しさでした。大自然の中にある山小屋にて共に祈り、賛美し、みことばに聞き、交わりを持つことができました。主に感謝。

2005/11/13

水祭り

カンボジアで旧正月とお盆の次に大きな祭りと言われている水祭りが火曜日から始まります。この祭ですが、トンレサップ川の水が逆流する10月下旬から11月上旬の満月になる日から行なわれる3日間の五穀豊穣祈願の祭りですが、最大の見所は何と言ってもプノンペンのトンレサップ川で行なわれるボートレースです。それぞれの地方から送られてきた代表者たちが鮮やかな彩のカヌーに乗って速さを競います。自分の地方の代表者たちに声援を送ろうと地方から出てくる人々で、この時期のプノンペンは人口が2倍以上に膨れ上がると言われています。まだ祭りが始まるまで2日あるというのに、トンレサップ川の近辺はものすごい人ごみでした。祭りが始まる火曜日はこのトンレサップ川、身動きが取れないほどの人だかりができるそうで、毎年死人が出るほどだとか。私たちは明日からフィリピン人宣教師たちと共に地方へ避難します・・・