2006/02/25

主に栄光!

今日、カンボジア・アッセンブリー教団牧師たちの会議がCBIであり、私たち福音派の教団が半年間祈り続けてきました、全キリスト教団(カトリック、プロテスタント、モルモン、エホバの証人等)統一運動が止んだという報告がありました。この運動の根底には、全宗教の統一、「改宗させないし改宗しない」というものがあり、運動に賛同しなかったアッセンブリー教団を含めた福音派の教会に半年前から様々な形で圧力がかかっていました。それが主のご介入により、統一運動の指導者の政府内の異動のため活動を中断、それにより、閉鎖を命じられていたカンボジア聖書協会が再開、この運動を先導していたキリスト教団体が、運動に参加するよう各地の牧師たちを脅迫してきたことを謝罪するまでに至ったそうです。「主の勝利!!」-一同主をほめたたえました。また、この困難を通して福音派の教団が一致して祈りあうようになり、恵みの上に恵みを与えられました。主に栄光!!

すべての訓練は、当座は、喜ばしいものとは思われず、むしろ悲しいものと思われる。しかし後になれば、それによって鍛えられる者に、平安な義の実を結ばせるようになる。」-ヘブル12:11

2006/02/17

神様を産んだ豚

スワイロロムの教会です。教会の入り口に豚小屋があり、何と丈170cmもある(私より大きい!)メス豚が、教会の経済を助けるために飼育されていました。こんなに大きな豚を見たのは初めてでしたが、牧師がこのメス豚にまつわる興味深い話をしてくださいました。-去年の9月ごろ、このメス豚が11匹の子豚を出産しました。そのうち3匹は奇形だったそうで、一匹は鼻が象のようにとても長く、もう一匹はサルにそっくりで、もう一匹は角のようなものが出てサイにそっくりだったとか。生まれて10分と経たないうちに3匹とも死んだそうですが、教会の土地を所有している地主が「こりゃ神様だ!豚が神様を産んだ!」と通りに面した教会の門に3匹の豚の死骸を祭壇を建てて祀ったそうです。噂が噂を呼んで、テレビ局がやって来て3匹の死骸が全国放映、なんとツアーを組んで長距離バスで他州から拝みに来る人々までおり、埋葬されるまでの7日間、各地からの訪問者が絶えなかったそうです。しかもこの一件で訪問者が落としていった賽銭は合計100ドル(約一万円)だったそうで、勿論この子豚を祀った地主が持って行きました。教会所有の豚ですが・・・カンボジアでは無くはない話です。

バレンタイン・デー伝道集会

「バレンタインにちなんで、若者を集めてバレンタイン・デー伝道集会をするので是非夫婦としてメッセージを語ってください。」と言われ、今日はプノンペンの隣の州、カンダル州のスワイロロムにある教会に出かけてきました。高校生から20代前半の男女約20人が集まって、共に『この世が語る愛と聖書が語る愛』の違いを聖書から学びました。出席者のうち2名だけがクリスチャンだったのですが、「どうやって"この人こそ結婚相手だ"と分かったの?」「どうやったらいい夫婦生活を送れる?」等、深い質問がいくつかあがりました。カンボジアでも"いい夫婦生活"は結婚を前にする若者たちにとって、"いい夫婦生活"を送っている夫婦が少ないだけに、大きな課題になっています。「キリストの愛だけが"いい夫婦生活"を送ることができる鍵だよ。」-参加者のうちに御霊が働いて下さるよう祈っています。

2006/02/15

カンボジア福音派牧師合同会議

昨日から、カンボジア福音派教会の牧師300人以上がCBI(アッセンブリー教団聖書学校)に集まり、4日間の予定で合同会議を開いています。毎年1度行われる、カンボジア福音派教会の中の最も大事な会議です。今年の会議は理事会と理事の選出が最大の議事です。御霊が働かれるよう、牧師、宣教師一同共に祈っています。

2006/02/14

ボン・ケン・コン市場

近所にあるボン・ケン・コン市場です。私がいつも通っている市場で、クメール語の練習をしている場所でもあります。フィリピンでもそうでしたが、関心するのは、働いている人たちの記憶の良さです。値札などついていないのですが、沢山ある品物の値段を空で即座に答えることができます。「じゃがいも1キロいくら?」「3,000(リエル)!」「あれ、そこのおばちゃん2,500って言ってたよ、そっちで買おう。」「ちょ、待って待って、仕方がないわね。あんたクメール語しゃべるから2,500にまけとくわ!」値段が自在に変わるのにもいつも関心させられます。

バレンタイン・デー

今日はバレンタイン・デー、通りでバラを売っている若い女の子達を見かけました。カンボジアにはバレンタイン・デーは無いのではと思っていたら大間違いで、最近若者の間で流行し始めていると言う事です。日本と違い、男性から女性にバラの花束を贈るのが多いようです。

2006/02/10

ベトナム人伝道

プノンペンにあるベトナム人の居住区です。カンボジアには、はっきりした人口は分かりませんが、少数民族には入らないのではないかと言うくらい、多くのベトナム人がいます。歴史を通して絶えず戦争を繰り返してきたためか、カンボジア人のベトナム人に対する嫌悪感は他の国に対するそれよりも強く、そのためほとんどのベトナム人が、このように居住区を作って生活しています。
キリスト教禁教国のベトナムでは弟子訓練が難しく、長い間のベトナム・アッセンブリー教団の希望もあり、今年からCBI(カンボジア・アッセンブリー教団聖書学校)でベトナム人クリスチャンの為の牧師訓練コースを設けることになりました。私たちの祈りである、「このカンボジアから宣教師を!」の第一歩が既にスタートしています。ハレルヤ!

2006/02/06

癒された!

「癒された、癒された!!!」日曜日の朝、デボーションで二人ともそれぞれ祈っている最中、マシューが声を上げ始めました。何が起こったのかと驚いている私をよそに、慌てて着替えて「ちょっと走ってくる」と外へ出かけました。マシューは高校の時にバスケットをしていて膝の骨と骨を繋いでいる靱帯(じんたい)の一つを壊してしまい、医者から膝の筋肉を鍛えるしか膝を守る方法はないと言われていました。少し膝をひねっただけで骨の位置がずれるので激しい運動を一切することができず、いつも右膝を守るように歩いていました。毎日感じていたその膝の痛みが全く無いと言うのです。私たち二人とも、不信仰がどれほど主の働きを制限するかを、みことばを通して教えられ、悔い改めさせられた矢先の出来事でした。主に感謝!

「わたしのほかに神はいない。わたしは殺し、また生かし、傷つけ、またいやす。わたしの手から救い出しうるものはない。」-申命記32:39

カンボジアの火葬

カンボジアに来て初めて火葬を見かけました。煙突からモクモクと煙が出ている 風景をカンボジアではあまり見かけませんので、何だろうと立ち止まったら、寺で火葬をしているところでした。カンボジアでは火葬場は寺にしかありませんので、クリスチャン達は独自で埋葬を行っています。「埋葬はお金がかかるので、火葬にできたらいいのに・・・」とクリスチャンたちがいうのを良く聞きます。