2006/04/30

バスの旅

妊娠のため長距離の旅を控えるようになった私をよそに、マシューは毎週末バッタンバンに通っています。地元の長距離バスで5,6時間かかるこのバスの旅、赤髪の外国人ただ一人でカンボジア人にジロジロ見られながら、また時々冷やかされながら、カンボジア人たちと一緒にカンボジアのコメディーを鑑賞して時間を潰しています。最近はバスの乗員もこの赤髪の外国人に慣れてきて、荷物の上げ下ろしをお願いしてくるようになったとか。バスの旅が心地よくなってきている今日この頃です。

2006/04/16

復活祭

主キリストの復活を心から感謝します!
今年の復活祭は「日曜学校の子供たちにキリストの復活の話をして欲しい」と言われ、カンダル州キンスヴァーイにある教会に出かけてきました。マシューは初めて、全く通訳なしのクメール語で聖書の話をしました。果たしてどれだけ子供たちが分かってくれるか・・・心配は尽きなかったのですが、子供たち、一生懸命聞いてくれました。感謝!この子供たちが主に仕えるものに成長しますように。

ダビデの子孫として生まれ、死人のうちからよみがえったイエス・キリストを、いつも思っていなさい。これがわたしの福音である。」-IIテモテ2:8
よみがえってくださった主に栄光!

2006/04/12

クメール正月

クメール正月が始まりました。カンボジアではタイと同じく、4月に正月が祝われます。2月の旧正月よりも盛大に祝われ、人々は一斉にそれぞれの郷里に帰ります。実質3日間の正月ですが、多いところでは2週間の休暇を取って祝うところもあります。このクメール正月の見所は、毎年正月中のある特定の日、時間に"テヴァダー(天使)"がおりてきて、プノンペンの中心に建てられたその年の動物の像(今年は犬だそうです)に宿るそうで、今年も16日の朝6時頃だったでしょうか、人々はテレビに張り付いてテヴァダーが降りて来るのを今か今かと待っていたとか。私たちは今年のクメール正月はどこへもいかず、静かになったプノンペンでのんびり過ごしました。

2006/04/06

CBI学生断食祈祷会

CBI( 教団聖書学校)では毎週木曜日の午後、昼食を抜いての断食祈祷会が持たれています。強制ではないのですが、ほとんどの学生がこの祈祷会に出席します。10人ほどのグループにまとまって、それぞれの学生が祈祷課題を出し合い、共に祈りあいます。特に実践でカンボジアの各地に送り出され、教会開拓に励んでいる2年生のために祈る時には、1年生たちの祈りに火がつきます。カンボジアは今が収穫の時です!

わたしが選ぶところの断食は、悪のなわをほどき、くびきのひもを解き、しえたげられる者を放ち去らせ、すべてのくびきを折るなどの事ではないか。」-イザヤ58:6

2006/04/04

新クメール語聖書到着!


一連のキリスト教団統一運動が原因で入国を拒否され続けた新クメール語の聖書が、ようやく入国を許可され、カンボジア聖書協会に到着しました!プノンペン港で待つこと約5ヶ月、交渉に交渉を重ね、ようやく政府に日本円で約300万円の関税を支払うという約束で入国許可が下りました。一時は聖書入手を断念しなければならないかと、カンボジアの教会全体が不安に陥りましたが、祈りに答えてくださった主に栄光!言語から訳された聖書が始めてカンボジア人たちの手に渡るようになりました。関税がかかり原価がカンボジア人にとって購入しがたい値段になってしまったのですが、カンボジア・アッセンブリー教団宣教師団は、米国・仏国の支援で約1万冊を購入、破格の値段でカンボジアの教会が購入できるようにしました。感謝します!

2006/04/01

元ヒンズー教徒の救いの証

私の左手に座っている女性ですが、マレーシアの教会から遣わされているアッセンブリー教団の宣教師で、カーラさんと言います。2ヶ月前にカンボジアに正式に宣教師として送られてきました。インド系マレーシア人で、救われる前はとても熱心なヒンズー教徒でした。お兄さんが家族の中で最初に救われたそうですが、このお兄さん、家族・親戚中の強い迫害を受けながらも、家族の救いのために祈り続け、カーラさんのお姉さんが教会に導かれ救われ、続いてカーラさん、そしてお母さんが救われました。お父さんは最後までキリストを拒否し続けたそうですが、亡くなる直前に病床で罪を悔い改め救われたそうです。迫害し続ける親戚のため、今も祈り続けています。最近ヒンズー教徒のクリスチャンに対する迫害が特にインド北部で強まっており、私たち二人でとりなしの祈りをしていた矢先に伺った素晴らしい証でした。ヒンズー教徒の間でも御霊の働きは誰にも止められません。益々期待して祈っていきます。