2008/04/30

雨季

5月、カンボジアは雨季に入りました。日中最高気温38度が続いていた猛暑でしたが、雨季に入り、急にぐっと下がりました。主の恵みの雨に改めて感謝しています。近所では田植えが始まりました。全て手作業のこの田植え、重労働です。

2008/04/27

交通事故

宣教師団定例会を終えてプノンペンから帰る途中、カンポット州に近い小さな村で何とカンボジアに来て初めて、交通事故に遭ってしまいました。前にいた車を追越そうと、ロモアッ(バイクの後ろに大きな荷台を付けた乗合いタクシーのようなもの)が、私たちの走っている側に向かって来て“ゴツンっ!!!”…かなりの衝撃でした。運転手は必死で「すまん、すまん」と手を合わせて謝ってきたのですが、この車、私たちのではなく、現在巡回で帰国中の宣教師のものです…。村中の人々が集まって来ました。でもこういう時こそ私たちの寛容が試される時です。運転手に「ぶつかった相手がクリスチャンで良かったね」と笑って言うことができるのも、主が私たちの内におられるから、の故です。ロモアッには恐らく運転手の家族だと思いますが、新生児とお母さんが、ぶつかった角の辺りに座っていたのですが、無傷でした。私たちも大丈夫でした。不幸中の幸い、主の守りを心から感謝します。

2008/04/26

AG宣教師団定例会

教団宣教師団の会議がプノンペンでありました。最近、カンボジア教会の見本になるべき宣教師たちの間に亀裂が入っています。とても残念です。宣教師たち一人一人が主のみ前にへりくだるよう、そして主が私たちを赦してくださったように、お互いに赦し愛しあえるようどうぞ覚えてお祈りください。

2008/04/20

この村に福音を

村の子供たちです。「この村にキリストの福音が伝わるように」、私たちの切なる祈りです。この若い世代の中から救われ、迫害をも恐れずキリストに熱心に従うものが起こされると、主がそれを成してくださると信じています。

この御国の福音は全世界に宣べ伝えられて、すべての国民にあかしされ、それから終わりの日がきます。」-マタイ24:14

イスラム教結婚式(その3)

女性は女性同士、男性は男性同士で、このように結婚式の祝いの席でも分かれます。「キリスト教の外国人が村にやってきた」 という噂を聞いて、5人の妻を持つという、64歳のイスラム教指導者がやってきました。いかにイスラム教が正しいか、キリスト教が間違っているか、息も切れんばかりに語っていましたが、結婚式に招待してくださった村長が止めに入りました。少し緊張が走りました。

イスラム教結婚式(その2)

イスラム教徒の村を訪ねる際に、最も気をつかうのが、服装です。カンボジアの中でも地域によって、あるいはモスク(イスラム教寺院)の近辺とそうでないところとでも、戒律主義の度合いに差がありますが、一般的にイスラム教徒は戒律主義で、外国人であろうと容赦しません。私も一度、イスラム教徒の村を訪ねていて、服装で注意を受けたことがあります。日中最高気温40度まで上がるこの一番暑い時期でも、長袖、長スカート、頭の被り物は基本です。
ただ、キリスト者として、どこまで彼らの仕来りに従い、どこからは従わないか、悩まされるところです。

イスラム教結婚式(その1)

隣の村のイスラム教徒の結婚式に招待され、行って来ました。初めて出席するイスラム教結婚式です。花嫁は普通の様式のウェディングドレスに被り物を被り、その上にティアラを飾っていました。花嫁が人前に出るのは結婚式の最終日です。でも、家の外からは出られず、私たちが食事をしている最中、ずっと家の窓から私たちを見つめていました。

2008/04/18

ユリ17ヶ月

パパの大きな重い靴を履いて歩こうとする娘のユリです。クメール正月休暇真っ只中の今日、17ヶ月になりました。この暑さやあせもも何のその、元気一杯過ごしています。最近は日本語、英語、クメール語の単語を幾つか、はっきり言えるようになりました。成長の早さに驚かされています。主に守られて今日まで来られていることを感謝せずにはいられません。皆様のお祈りを心から感謝します。

2008/04/15

大家さんにも福音を

「すまん、遅くなった!」クメール正月で休暇だと思いのんびり迎えた朝、前触れもなくクメール語のレッスンをマシューに施す大家さんです。ここに引越してきて、同じ敷地内にいる大家さんと是非関係を深めたいと、初めてお会いしたときに英語を教えて欲しいと言っていた大家さんに、「英語を教えてあげる代わりに、クメール語を教えて欲しい」とマシューが打診しました。大家さん、大変喜んで、毎回張り切ってレッスンに臨みます。71歳で7人のお子さんを持つ、ポルポト戦争時代の厳しい時代を通ってきた大家さん、勉強するのが大好きです。思いやりのある大家さん、この一家に私たちの日常生活を通して福音が伝えられるように、祈っています。

2008/04/10

主の御業

近所の丘から撮影したカンポット州の景色です。主の素晴しい創造のみ業を、このカンポット州でも垣間見ることができます。この写真を撮影した今日、カンポット・アッセンブリー教会の牧師が、諸事情で、牧師職から退き、別の仕事で隣の州に引越ししました。カンポット州に引越ししてきてこの数ヶ月の間に、様々な変化が私たちの周辺で起こっています。すべて主の成されているみ業だと信じます。

2008/04/07

野生の王国

カンポットに来て悩まされているのが、このねずみです。私たち3人に加え、鶏、あひる、ターキー、犬、猫、とかげ、蛇に紛れて、なんとねずみまで、この家の住民です。この数週間で4匹、ネズミ捕りに引っかかりました。大家さんいわく、「ここには何百ってネズミが住んでいるよ~」・・・

2008/04/05

イスラム教徒伝道セミナー

カンボジアでイスラム教徒伝道をしている宣教師たちがプノンペンに集合、フィリピンからイスラム教徒伝道をしている宣教団体の講師を招き、4日間のセミナーを開催しました。イスラム教徒伝道が始まってまだ間もないカンボジア、フィリピンで宣教している兄弟姉妹から学ぶことは沢山あります。色々語られましたが、4日間のセミナーで得た結論は、この宣教は、主が成してくださらなければ人間の知恵や力では成しえないものである、ということでした。

万軍の主は仰せられる、これは権勢によらず、能力によらず、わたしの霊によるのである。」-ゼカリヤ4:6