2008/06/27

国民議会議員総選挙(その三)

見出しとは関係ありませんが、 カンポット州の絶景です。
カンボジアでは1997年に総選挙があった際、首相候補者のフン・セン氏、ラナリット殿下が同票数獲得したため、二人の首相の連立政権にせざるを得ない結果になり、不服に思ったフン・セン氏が軍隊を率いて武力で反発、プノンペンが戦場のようになった歴史があります。

このフン・セン首相、あまりいい噂は聞きませんが、この人が首相であるがために、キリスト教団体はその活動を大目に見てもらっている事実もあります。主の憐みです。すべての支配、権威、権力、権勢の上におられる主キリスト(エペソ1:21)がカンボジアを憐れんでくださり、ダニエル書のネブカデネザル王のように、創造主を畏れるリーダーを与えて下さるように、と、私たちクリスチャンは祈っています。

国民議会議員総選挙(その二)

カンポット州で選挙運動を繰り広げる人民党のトラックです。聞いた話では、このトラックに乗っている人たち、別に候補者を応援している人たちではなく、ただ雇われて乗っているのだとか…。
米国でも大統領選挙に向けて現在大々的に選挙活動が繰り広げられていますが、時々カンボジア人たちと話していて耳にするのが、「アメリカでは選挙で人が殺されることないよね、不思議だねー」です。カンボジアでは、これまでの選挙で候補者が対抗者に殺害されることがあったそうです。つい数日前もこのカンポット州で、フンシペック党の候補者が対抗党の候補者の車にひき逃げされそうになったと、新聞で話題になっていました…ところ変われば、です。

国民議会議員総選挙(その一)

7月27日に行われる予定の国民議会議員総選挙に向けて、カンボジア全土で選挙運動が開始しました。荷台に何十人も乗せたトラックが十数台も行列を作って、都心、地方に関わらず走行していますが、特にプノンペンでは更なる交通渋滞を引き起こしています。この青色の旗を抱えるのが、現フン・セン首相率いる人民党です。強い社会主義を唱える対抗党、ソム・リャンシー党の党首、ソム・リャンシー氏が、知識階層と若者に大変人気がありますが、カンボジア人の大部分が、軍指揮官でもあるフン・セン首相がまた首相に選ばれるだろうと予想しています。

2008/06/18

甥来訪

マシューの甥のジョシュアとサムが、夏休みを利用してカンボジアに来訪しました。二人とも医科大学の学生です。ジョシュア(左)は麻薬などあらゆる罪に溺れていたところ、空軍で4年間働いていた時キリストに救われ、人生が180度転換、主に従うもの、主を畏れるものにつくりかえられました。ジョシュアを見ながら、主が成されているみ業に、賛美せずにいられませんでした。サムの救いのためにも、主に希望をおいて引き続き祈っていきます。

2008/06/12

栄光の望み

孫を抱く義父です―多くの方々にお祈りいただいています。共に重荷を負って下さる兄弟姉妹を与えてくださっている主に、心から感謝します。義父ですが、放射線と化学治療(抗がん剤投与)の両方で治療していく予定だったのが、諸事情で放射線治療しかできないことになりました。癌の進行がとても速く、進行を遅らせる治療はするが、1-4段階の最悪の4段階目だと、末期だと診断され、余命長くないだろうと言われています。医療には限界がありますが、私たちの主に限界はありません。希望の無いように見えるところで希望となってくださる主に、心から感謝します。私たちの主は「栄光の望み」であられます(コロサイ1:27)