2011/03/21

"A Prayer for Japan(日本のための祈り)" (日本語訳)

ジョン・パイパー師の、"A Prayer for Japan"という記事が、Desiring Godのブログに掲載されました。今回の地震、津波の被災にあった日本のための、素晴らしい祈りです。被災のあまりの大きさに言葉を失い、どのように祈っていいか分からなかったのですが、言葉の出ない私たちを代弁した、主を敬いしかも私たちが最も必要としているものを適切に言い当てている祈りだと、感銘し、またこの祈りに沿って祈らされています。日本語訳でご紹介します。

日本のための祈り

日本の津波の映像は終末を思わせる。

水を動かす力というのは、私たちの想像を超える。太刀打ちできるものがない。私たちはただ膝をかがめさせられる。

天の父よ、あなたは地の揺るぎ、海の高まり、波の荒れを絶対的に支配しておられる主権者であられます。あなたのみ力のまえにおののき、あなたの測り知れないみ裁きとみ業の前にひれ伏します。私たちは顔を覆い、あなたの全能のみ腕に接吻します。自分ではどうすることもできず祈りのうちに地にひれ伏しつつ、この膝もとの地は何ともろいものか、と思います。


神よ、あなたの聖い威光の御前にへりくだり、悔い改めます。一瞬のうちに、瞬きをするうちに、私たちも流されてしまってもおかしくありません。私たちは、同じ人間である日本の人たちより、堅固な地がふさわしい者たちではありません。私たちには、この体と、家と車と家族と、大切な場所があります。もし私たちの罪相応の扱いを受けたなら、誰がみ前に立ちえましょう。一瞬のうちにすべてが無くなってしまうでしょう。それゆえこの暗闇の中、あなたにではなく、私たち自身の罪に背を向けます。


日本のために、憐れみを請います。父よ、彼らが受けるべきものではなく、(あなたの)憐れみです。


私たちを励ましてくださったではないですか。あなたは寛容さ、辛抱強さ、忍耐深さは、聖書では何百回と語られているではないですか。あなたは何千回とみ裁きを抑えられ、不従順のこの世を悔い改めへと導かれるではないですか。そうです主よ、あなたの道は私たちの道とは異なり、あなたの思いは私たちのとは異なります。


ああ神よ、悪しき者にその道を離れ、不義の者にその思いを捨てさせてください。あなたが情けをかけてくださるよう、私たち罪深い被造物があなたに立ち返ることをおゆるしください。あなたはきっと、惜しみなくお赦しくださるでしょう。あなたの最愛のみ子、主イエスの名を呼び求める者は、誰でも救われます。


よみがえりのキリストの傷ついたそのみ手によって、数多くのものを失い痛んだ心が癒されますように。あなたは被造物の痛みを知らない方ではありません。私たちのすべてのために、ご自身の御子をさえ惜しまずに死に渡されたからです。


イエスにあって、あなたは失うことを経験なさいました。イエスにあって、あなたは私たちの、打ちのめさせられるような悲しみと苦しみを分かちあわれました。イエスにあって、私たちの痛みの真中で、あなたは親身になってくださる司祭であられます。


父よ、この傷ついた民を、そっとお取り扱いください。懇願してください。勝ち取ってください。お救いください。


そして彼らが非常に恐れている洪水が、彼らの上に恵みとなって怒涛のように流れ出しますように。


どうぞ彼らが乏しい感覚であなたを裁くことなく、あなたの恵みのゆえにあなたに信頼しますように。この神のみ業の背後に、まもなく(人々の)笑顔をみることができますように。


イエスの憐れみ深いみ名によって、アーメン

2011/03/05

『イエス・キリストの受難』

パイパー師の『イエス・キリストの受難』の日本語訳(ブログ者訳)の最初5章をアップロードしました。詳しくは『日本語訳の説教、本』のページにて。

イースターに向けて、デボーション、聖書勉強等で是非お使いください。

2011/03/04

賜物

娘と一緒に帽子を作りました。型を取って縫い合わせたのは私ですが、型をはさみで切ったのは娘です。

最近気がついたのですが、娘は手先がとても器用です。はさみで型を切り取ったり、色紙を切り抜いてテープで張ったり…また伯母(私の姉)が関心するほどipodを操作するのが上手です。一度やり方を教えてもらうと、次からは教えられなくても自分で操作できます。何と…主が与えてくださった賜物かも知れません。

誰にでも賜物、世間一般で言う「特技」なるものがありますが、その賜物をお与えになるのは神である、と聖書は教えます。賜物を用いて主の栄光を現すためだと。主のご栄光のためだけに、与えられた賜物を用いていきますように-そう祈りつつ、子供たちの賜物発見を楽しんでいます。

2011/03/01

レビ11ヶ月

息子のレビが今日で11ヶ月になりました。10ヶ月になる直前に初めの一歩を踏み出したのですが、最近は歩くのがとても上手になり、あちこちに頭をぶつけ、生傷を絶えず作りながら歩き回っています。ユリお姉ちゃんの遊び相手もつとまるようになりました。日本に戻ってきた当初、座らせると泣いてばかりいたベビーカーも、最近はおとなしく座っている時間が長くなりました。

今年もイースターが近づいてきました。息子は昨年の受難週の、主が十字架に掛けられた金曜日に誕生したことを思い出します。主が十字架上でご自身の命を投げ捨てられたその日に、この世に命が与えられました。与えられた命を無駄にせず、主に新しいいのちに変えていただいて、主のうちに生きる自由、喜びを見出すものになって欲しいです。

2011/02/25

サイド・ムサ氏解放される

クリスチャニティ・トゥデイ(Christianity Today,24日の記事より)によると、カブールの米国大使館すじは、サイド・ムサ氏が21日に刑務所から解放され、無事に国外に出国することができたことを確認した、ということです。

詳しくは『迫害』のページをご覧ください。

2011/02/23

サイド・ムサ氏のために

アフガニスタンで背教の罪で捕らえられ、数日中に絞首刑にされるのではないかと言われている、サイド・ムサ氏(右写真、Gospel Coalitionから拝借)のニュースが、アメリカのFox Newsで大きく取り上げられました。

詳しくは『迫害』のページでご覧ください。

2011/02/21

イエス・キリストのパッション(受難)-死ぬために来られた50の理由

イースター(4月24日)に合わせて是非お勧めしたい、ジョン・パイパー師の『イエス・キリストのパッション(受難)-死ぬために来られた50の理由("The Passion of Jesus Christ -Fifty Reasons Why He Came to Die")』を、抜粋で紹介(ブログ者訳-訳の悪さをお許しください!)。

ほふられた小羊が、十字架上でなされたそのみ業のゆえに受けるにふさわしいご栄光を受けられる、すばらしい著書です。私たち夫婦もこの本に出会って、人生が180度変えられるような素晴らしい体験をしました。クリスチャン、ノンクリスチャン、すべての人にお勧めです。

『日本語訳の説教、本』のページでどうぞ

2011/02/08

日本帰国


長い間ブログの更新を怠ってしまいました。

カンボジア宣教任期終了と、米国へ移住する準備、また息子の突然起こった発作の原因を突き止めるべく、 12月に日本に帰ってきました。気温30度の世界から、3,4度の世界へやってきました・・・寒い!久しぶりの日本の寒さを味わっています。大した病気にもかからず、今日まで守られていることを主に感謝、快く家を私たちに開放してくれた姉に感謝!とにかく感謝に絶えません。

この日本滞在の間に、私たちのうちでキリストがあがめられますように・・・