2008/10/26

目をあげて畑を見なさい

カンポットの稲が色づき始めました。広大な水田を眺めながら、
あなたがたは、刈り入れ時が来るまでにはまだ四か月あると言っているではないか。しかし、わたしはあなた方に言う。目をあげて畑を見なさい。はや色づいて刈入れを待っている。」(ヨハネ4:36)
のみことばを思い出しました。昨日タケオ州の牧師夫妻が、洗礼式の帰りに、受洗した20人の若者たちを連れて私たちを訪問してくださったのですが、実はその牧師夫妻、去年からカンポット州の北部で伝道を始めたとのこと、既に4つの群れができており、今回受洗した若者たちもそのうちの1つだというのです。「私は何もしないのですが、若者たちが友人をどんどん連れてくるんですよ。あっという間に群れができてしまいました。」と牧師が笑いながら話してくださいました。まさに、畑は「はや色づいて刈入れを待っている」です。主の成されるそのみ業に感動、あらためてそのみ名を賛美しました。

2008/10/16

タイ国境にて衝突―プレヴィヒア遺跡をめぐって

カンボジアの北、プレヴィヒア州のタイとの国境でタイ軍とカンボジア軍が約一時間衝突、カンボジア兵2人死亡、数人が負傷したとニュースがありました。つい数か月前ユネスコの世界遺産に登録されたプレヴィヒアの遺跡をめぐって、「タイのものである」と怒った政府が7月にプレヴィヒアの遺跡近辺に軍を送ったのが発端で、以来両国間に緊張が走っています。遺跡がユネスコ遺産に登録されるのを見過ごしたタイの前首相は、その後すぐ首相を解任されたほどでした。5年前にも「アンコールワットはタイのものである」とタイ人の女優が言ったということで、激怒したカンボジアの市民がタイ大使館に放火、カンボジア政府がその後タイ大使館を日本大使館と隣接して建て直したのもまだ記憶に新しいのですが、今回はもっと深刻なことが起こりそうな勢いです。タイ大使館は閉鎖、カンボジア国内に滞在しているタイ人たちも国外退去するようにと言われているそうで、国内にタイ人のクリスチャンの友人がいる私たちも心配しています。どうぞ、両国間の紛争にいたらないように、カンボジア国内のタイ人と、タイに出稼ぎに出ているカンボジア人が守られるように、覚えてお祈りください。

2008/10/06

ユリ20か月

娘のユリ、現在20か月です。隣の大家さんの1歳のお孫さんや、自分とほとんど変わらない大きさの子供の世話をするのが大好きです。主に守られて成長しています、皆様のお祈りを心から感謝します。
最近プノンペンに、バンコクの病院と提携した立派な総合病院ができ、私たちも最初は他の宣教師たちと同様、「見かけは良くても…」と半信半疑だったのですが、予防接種の関係で出かけて見たら、何と小児科医が日本の医学大学で学位を取った、日本人と全く変わらない日本語を話す台湾人でした。沖縄にも住んでいたことがあるそうで、生まれも育ちも沖縄の私ですので、話が盛り上がってしまいました。素晴らしい病院を与えてくださった主に感謝、この小児科医に福音を語る機会が与えられるよう祈っています。