主は情け深く、あわれみ深く、怒るのにおそく、恵みに富んでおられます。主はすべてのものにいつくしみ深く、そのあわれみは、造られたすべてのものの上にあります。―詩篇145:8,9
写真は近所のタックチュー川の夕焼けです。
この一年を振り返り、あらためて、主のその深い情けとあわれみを体験することのできた一年であったと、一文でまとめることができます。良きものを受けるにふさわしくないものであるにも関わらず、あらゆる良きもので私たちを満たして下さる主に、心からの感謝をささげます。来る年もさらに深く、主のすばらしさを味わい、見つめ、主に身を避けるものでありたい(詩篇34:8)と、上からの助けを仰ぎます。
皆様もこの一年、主の深い情けと憐れみ、恵みを体験されたことと思います。2008年、カンボジア宣教、世界宣教のためにお祈りくださった皆様の上に、主が更に、主の宣教のために祈り続ける忍耐を、来る年もお与えくださるよう祈ります。主に栄光。よいお年をお迎えください。
アクセス・エイカース:キリストがこの身によって崇められることを願う私たちの日常生活、またはいい説教、あるいは世界のクリスチャンニュース等を紹介…「わたしが切実な思いで待ち望むことは、…生きるにも死ぬにも、わたしの身によってキリストがあがめられることである。」―ピリピ1:20
2008/12/30
2008/12/29
アンドリュー君の突然死
2008/12/28
2008/12/15
マシューの父召天
マシューの父、ノーラン・エイカース(享年71歳)が、米国時間今日午前3時15分、主の御許に帰りました。4月に神経膠腫という悪性の脳腫瘍が発見され、末期と診断されてからも、変わらず出会う医療関係者や知人に福音を語り続けていた義父ですが、主のおゆるしで、永遠の癒しを受けました。結婚生活47年、娘3人と息子2人に恵まれ、そして、米国アッセンブリー教団の牧師として46年、主に仕える恵みを与えられました。義父のいるところには笑いが絶えませんでした。しばしの間、会えなくなり寂しくなりますが、永遠という時の中で再会できる日を、家族一同心待ちにしています。
この数か月、お祈りくださった多くの方々に、主が皆様の祈りにこたえて下さったことを、謹んでご報告、御礼申し上げます。
この数か月、お祈りくださった多くの方々に、主が皆様の祈りにこたえて下さったことを、謹んでご報告、御礼申し上げます。
2008/11/29
2008/11/27
教団理事会宣教師団代表者合同会議
水曜日、教団の理事会と宣教師団代表者合同の会議が、プノンペンでありました。去年一部の宣教師たちの間で起こった問題が、宣教師団全体に影響を及ぼしているのを憂慮した理事会が、宣教師団に呼びかけ招集したものです。カンボジアの教会を支援するため遣わされてきたはずの宣教師たちが、支援するどころか、教会の悪い見本になっているのが、今の私たちの実情です。理事会が憂慮するほどの宣教師たちの関係は、私たちがみことばに従っていない者たちであることを物語っています。主のみことばの前にへりくだらされます。
「昔の人々に、『人を殺してはならない。人を殺す者はさばきを受けなければならない。』と言われたのを、あなたがたは聞いています。しかし、わたしはあなたがたに言います。兄弟に向かって腹を立てる者は、だれでもさばきを受けなければなりません。」マタイ5:22
「昔の人々に、『人を殺してはならない。人を殺す者はさばきを受けなければならない。』と言われたのを、あなたがたは聞いています。しかし、わたしはあなたがたに言います。兄弟に向かって腹を立てる者は、だれでもさばきを受けなければなりません。」マタイ5:22
2008/11/22
諸国民のうちを望み見て
「諸国民のうちを望み見て、驚け、そして怪しめ。わたしはあなたがたの日に一つの事をする。人がこの事を知らせても、あなたがたはとうてい信じまい。」―ハバクク1:5
数か月前にはインドのオリッサでクリスチャンに対する激しい迫害が起こったり、米国各地ではクリスチャンたちが同性愛者から迫害を受けるなど、欧米諸国に関わらずクリスチャンに対する迫害は益々拡大しているこの頃ですが、それと同時に膨大な数の人々が日々救われているのは、日本ではあまり耳にしません。迫害レベルでは50カ国中世界第1位に位置づけられているイランでは、イスラム教からキリスト教に改宗した者と改宗させた者が暗殺されているのは日常茶飯事、アッセンブリー教団牧師も既に数人殺害されていますが、実は、政府が汚職で取り入れたサテライトテレビのキリスト教番組を見ている人が、何と人口の70%、聖書訓練の番組を見ている人が40%、という統計が出てきました("Mission Frontiers"9-10月号より)。番組を見て救われたという人が多く、地下教会が急速に成長、政府の取り締まりが追い付かないそうです。事実、カンボジアの隣、タイのバンコクの教団国際教会では、宗教亡命を求めたイラン人が教会の大半を占めているそうで、ファーシ語(イラン語)礼拝を持っているという話を、国際教会牧師から伺ったことがあります。迫害はクリスチャンがキリストの似姿につくりかえられるための主のみ業、宣教師が入っていけないような国で救われる人が起こされるのも主のみ業、主の御名は誉むべきかな!
数か月前にはインドのオリッサでクリスチャンに対する激しい迫害が起こったり、米国各地ではクリスチャンたちが同性愛者から迫害を受けるなど、欧米諸国に関わらずクリスチャンに対する迫害は益々拡大しているこの頃ですが、それと同時に膨大な数の人々が日々救われているのは、日本ではあまり耳にしません。迫害レベルでは50カ国中世界第1位に位置づけられているイランでは、イスラム教からキリスト教に改宗した者と改宗させた者が暗殺されているのは日常茶飯事、アッセンブリー教団牧師も既に数人殺害されていますが、実は、政府が汚職で取り入れたサテライトテレビのキリスト教番組を見ている人が、何と人口の70%、聖書訓練の番組を見ている人が40%、という統計が出てきました("Mission Frontiers"9-10月号より)。番組を見て救われたという人が多く、地下教会が急速に成長、政府の取り締まりが追い付かないそうです。事実、カンボジアの隣、タイのバンコクの教団国際教会では、宗教亡命を求めたイラン人が教会の大半を占めているそうで、ファーシ語(イラン語)礼拝を持っているという話を、国際教会牧師から伺ったことがあります。迫害はクリスチャンがキリストの似姿につくりかえられるための主のみ業、宣教師が入っていけないような国で救われる人が起こされるのも主のみ業、主の御名は誉むべきかな!
2008/11/20
生きるのも死ぬのも主のため
写真はマシューの両親です。改めて、義父のため、覚えてお祈りくださっている皆様に心から感謝申し上げます。
義父ですが、衰弱し寝たきりの生活になりました。会話もほとんどできなくなっていますが、義母いわく、「主から与えられたこの道を走りぬきたい」と言っているということでした。死を前にしてそのように思うことができるのは、何と幸いなことだろうと思います。果てしなく自己中心の私たちが、「生きるのも死ぬのも主のため」と言うことができるのは、主のみ業以外何ものでもありません。義母が霊的にも肉体的にも支えられていることに、格別な主の憐れみを見ています。主に栄光をお返しつつ、再度、お祈りくださっている皆様に、このブログをかりて、ご報告申し上げます。
「わたしたちは、生きるのも主のために生き、死ぬのも主のために死ぬ。だから、生きるにしていも死ぬにしても、わたしたちは主のものなのである。」―ローマ14:8
義父ですが、衰弱し寝たきりの生活になりました。会話もほとんどできなくなっていますが、義母いわく、「主から与えられたこの道を走りぬきたい」と言っているということでした。死を前にしてそのように思うことができるのは、何と幸いなことだろうと思います。果てしなく自己中心の私たちが、「生きるのも死ぬのも主のため」と言うことができるのは、主のみ業以外何ものでもありません。義母が霊的にも肉体的にも支えられていることに、格別な主の憐れみを見ています。主に栄光をお返しつつ、再度、お祈りくださっている皆様に、このブログをかりて、ご報告申し上げます。
「わたしたちは、生きるのも主のために生き、死ぬのも主のために死ぬ。だから、生きるにしていも死ぬにしても、わたしたちは主のものなのである。」―ローマ14:8
2008/11/18
2008/11/14
水祭り
2008/11/05
人間をとる漁師
家の裏の田んぼで漁を試みる子供たちです。
様々な経路を通してカンボジアに数か月前に到着した、日本、韓国、中国からのクリスチャンが、先週末、休暇を利用して、私たちを訪ねてカンポットに来て下さいました。それぞれ目指している方向は違いますが、目的はただ一つ、主キリストの福音を世界に出て行って宣べ伝えることです。主がそれぞれに成されているみ業の証しを伺いながら、胸が熱くなりました。「恐れることはない。今からあなたは人間をとる漁師になるのだ。」(ルカ5:10)のペテロに語られた主のみことばから伺うことができるように、主は今日も世界中で「人間をとる漁師」たちを起こされています。罪深い、主のみことばに従うことが不可能な私たちの心を新しくつくり変え、主に仕えたいという思いを起こされるのは、まさしく主のみ業です。日の出る所から没する所まで、国々のうちで主のみ名はあがめられています(マラキ1:11)!
様々な経路を通してカンボジアに数か月前に到着した、日本、韓国、中国からのクリスチャンが、先週末、休暇を利用して、私たちを訪ねてカンポットに来て下さいました。それぞれ目指している方向は違いますが、目的はただ一つ、主キリストの福音を世界に出て行って宣べ伝えることです。主がそれぞれに成されているみ業の証しを伺いながら、胸が熱くなりました。「恐れることはない。今からあなたは人間をとる漁師になるのだ。」(ルカ5:10)のペテロに語られた主のみことばから伺うことができるように、主は今日も世界中で「人間をとる漁師」たちを起こされています。罪深い、主のみことばに従うことが不可能な私たちの心を新しくつくり変え、主に仕えたいという思いを起こされるのは、まさしく主のみ業です。日の出る所から没する所まで、国々のうちで主のみ名はあがめられています(マラキ1:11)!
2008/11/03
ペアッカダイさんの証
ヴター師の奥さま、まだ20代後半ですが落ち着いており30代にも見えてしまうペアッカダイさん、素晴らしい証を持っています。ベトナム人の父親とカンボジア人の母親を持っており、ベトナムで生まれ育ったそうですが、10歳の時に父親が他の女性を求めて家族を捨てたそうで、カンボジアのプノンペンに母親と一緒に帰って来ました。12歳の時に生活に困った母親がペアッカダイさんを売春宿に売り払い、その売春宿に行く途中、大きな事故に遭って太ももから下の右足を失いました。母親はペアッカダイさんを捨て蒸発、祖母に育てられたそうですが、祖母の死去後、コンポンソム州のアッセンブリー教団が建設運営している孤児院に預けられ、そこでキリストに出会い、救われます。「この足を失わなかったら今頃私は売春婦をしていた。主の憐みで、私は永遠の命を与えられ、素晴らしい夫まで与えられた。主がこれを成して下さったのです。」と涙を流して誰にでも証します。主の成されるみ業はその時にかなって美しい、みことばがペアッカダイさんの証を聞きながら、頭の中で呼応していました。主のみ名を賛美します。
働き人
先月コンポンソム州の孤児たち22人を引き連れてカンポットに引越してきた、ヴター師とその家族です。このヴター師、元々カンポット州出身で、まだ救われていない両親や兄弟姉妹に福音を伝えたいと、コンポンソム州の孤児院を後に、孤児たち全員を引き連れてこのカンポット州にやってきました。アッセンブリー教団教会で救われ、現在通信講座をとりながら牧師になる資格を取得中です。カンポットに重荷のある働き人を送って下さるよう主に祈ってきた私たちですが、主がその祈りに答えてくださったことをこのご夫妻を通して実感しています。ヴター師は中華系クメール人、奥さまのペアッカダイはイスラム教徒と結婚した家族がこのカンポット州にいるとのこと、二人とも中国人、イスラム教徒伝道にも重荷があります。カンポットの全土に福音がこの一家を通して伝わりますように!
2008/10/26
目をあげて畑を見なさい
カンポットの稲が色づき始めました。広大な水田を眺めながら、
「あなたがたは、刈り入れ時が来るまでにはまだ四か月あると言っているではないか。しかし、わたしはあなた方に言う。目をあげて畑を見なさい。はや色づいて刈入れを待っている。」(ヨハネ4:36)
のみことばを思い出しました。昨日タケオ州の牧師夫妻が、洗礼式の帰りに、受洗した20人の若者たちを連れて私たちを訪問してくださったのですが、実はその牧師夫妻、去年からカンポット州の北部で伝道を始めたとのこと、既に4つの群れができており、今回受洗した若者たちもそのうちの1つだというのです。「私は何もしないのですが、若者たちが友人をどんどん連れてくるんですよ。あっという間に群れができてしまいました。」と牧師が笑いながら話してくださいました。まさに、畑は「はや色づいて刈入れを待っている」です。主の成されるそのみ業に感動、あらためてそのみ名を賛美しました。
「あなたがたは、刈り入れ時が来るまでにはまだ四か月あると言っているではないか。しかし、わたしはあなた方に言う。目をあげて畑を見なさい。はや色づいて刈入れを待っている。」(ヨハネ4:36)
のみことばを思い出しました。昨日タケオ州の牧師夫妻が、洗礼式の帰りに、受洗した20人の若者たちを連れて私たちを訪問してくださったのですが、実はその牧師夫妻、去年からカンポット州の北部で伝道を始めたとのこと、既に4つの群れができており、今回受洗した若者たちもそのうちの1つだというのです。「私は何もしないのですが、若者たちが友人をどんどん連れてくるんですよ。あっという間に群れができてしまいました。」と牧師が笑いながら話してくださいました。まさに、畑は「はや色づいて刈入れを待っている」です。主の成されるそのみ業に感動、あらためてそのみ名を賛美しました。
2008/10/16
タイ国境にて衝突―プレヴィヒア遺跡をめぐって
カンボジアの北、プレヴィヒア州のタイとの国境でタイ軍とカンボジア軍が約一時間衝突、カンボジア兵2人死亡、数人が負傷したとニュースがありました。つい数か月前ユネスコの世界遺産に登録されたプレヴィヒアの遺跡をめぐって、「タイのものである」と怒った政府が7月にプレヴィヒアの遺跡近辺に軍を送ったのが発端で、以来両国間に緊張が走っています。遺跡がユネスコ遺産に登録されるのを見過ごしたタイの前首相は、その後すぐ首相を解任されたほどでした。5年前にも「アンコールワットはタイのものである」とタイ人の女優が言ったということで、激怒したカンボジアの市民がタイ大使館に放火、カンボジア政府がその後タイ大使館を日本大使館と隣接して建て直したのもまだ記憶に新しいのですが、今回はもっと深刻なことが起こりそうな勢いです。タイ大使館は閉鎖、カンボジア国内に滞在しているタイ人たちも国外退去するようにと言われているそうで、国内にタイ人のクリスチャンの友人がいる私たちも心配しています。どうぞ、両国間の紛争にいたらないように、カンボジア国内のタイ人と、タイに出稼ぎに出ているカンボジア人が守られるように、覚えてお祈りください。
2008/10/06
ユリ20か月
娘のユリ、現在20か月です。隣の大家さんの1歳のお孫さんや、自分とほとんど変わらない大きさの子供の世話をするのが大好きです。主に守られて成長しています、皆様のお祈りを心から感謝します。
最近プノンペンに、バンコクの病院と提携した立派な総合病院ができ、私たちも最初は他の宣教師たちと同様、「見かけは良くても…」と半信半疑だったのですが、予防接種の関係で出かけて見たら、何と小児科医が日本の医学大学で学位を取った、日本人と全く変わらない日本語を話す台湾人でした。沖縄にも住んでいたことがあるそうで、生まれも育ちも沖縄の私ですので、話が盛り上がってしまいました。素晴らしい病院を与えてくださった主に感謝、この小児科医に福音を語る機会が与えられるよう祈っています。
最近プノンペンに、バンコクの病院と提携した立派な総合病院ができ、私たちも最初は他の宣教師たちと同様、「見かけは良くても…」と半信半疑だったのですが、予防接種の関係で出かけて見たら、何と小児科医が日本の医学大学で学位を取った、日本人と全く変わらない日本語を話す台湾人でした。沖縄にも住んでいたことがあるそうで、生まれも育ちも沖縄の私ですので、話が盛り上がってしまいました。素晴らしい病院を与えてくださった主に感謝、この小児科医に福音を語る機会が与えられるよう祈っています。
2008/09/30
クメール語訳マンガ“善と悪”
バプテストの兄弟姉妹が手がけたマンガ、“善と悪("Good and Evil")”のクメール語訳がつい数日前出版されました。この漫画、ただのマンガではありません。創造主が歴史の中でどのように人間の罪に対応されるか、そしてキリストがその罪対処の最高峰であること、キリスト以外に救いはないことを聖書の出来事を通して分かりやすく描いたマンガです。クメール語訳のキリスト教書が少なく、しかもいい本となるとほとんどないと言っても過言ではないこのカンボジアで、聖書に沿った、キリスト中心、宣教目的のマンガが出版されるとは夢にも思っていませんでした。早速大家さんのお孫さんたちや、近所の若い人たちに配ったら、マンガが大好きな若い人たち、とても喜んで読み始めました。読む人々の心に主が働いて下さるよう祈っています。
2008/09/29
プチュンバン(盆)
写真左はプノンペンポストから拝借したもので、寺で先祖の霊に捧げものを捧げているところです。15日からプチュンバン、日本でいうところの「お盆」が始まりました。先祖に捧げる贈り物を抱えて、それぞれの故郷に帰省する帰省ラッシュは、公休日の28-30日が最高になります。クリスチャンにとっては、信仰の試される時期です。昨日の礼拝後も、教会員たちが、儀式に参加しないことで受ける様々な迫害を話してくれました。しかし聖書は、「いったい、キリスト・イエスにあって信心深く生きようとする者は、みな、迫害を受ける。」(IIテモテ3:12)と教えます。私たちが「神に召されていだいている望みがどんなものであるか」、私たちが「つぐべき神の国がいかに栄光に富んだものであるか」を、主がカンボジアのクリスチャンたちの「心の目を明らかにして下さ」り見せてくださるように(エペソ1:18)、そしてかん難を乗り越える力を与えて下さるように、と祈っています。
2008/09/22
さめていても眠っていても
2008/09/15
2008/09/11
2008/07/30
国民議会議員総選挙(その六)
2008/07/25
国民議会議員総選挙(その五)
新聞で総選挙に関する興味深い記事が載っていました―総選挙に合せて国内外の人権団体も、選挙で不正が行われないように目を光らせていますが、「人民党に投票しないと大変なことになる」と脅されて人民党に投票するよう誓約を立てさせられた人々、あるいは賄賂を渡されて人民党に投票するよう誓約を立てさせられた人々のために、22日、カンボジアの人権団体が儀式を開き、強制的に誓約を立てさせられた人々がその誓約から解放されて投票できるよう、霊が人民党に投票しなかった人々に祟りを下さないようにと祈ったそうです(25日、"Phnom Penh Post"より)。カンボジアの人々は、どこの家にもある祭壇で見られるように、霊の祟りをこの上なく恐れます。 「しかし、わたしはあなたがたに言う。いっさい誓ってはならない。」(マタイ5:34、cf.ヤコブ5:12)のみことばをカンボジアのクリスチャンたちが真剣に受け止め、誘惑に打ち勝つ力を上から与えられるよう、祈っています。
国民議会議員総選挙(その四)
日曜の選挙を控え、選挙運動も過熱しています。カンボジアでは、総選挙の投票はそれぞれの故郷でしなければならず、地方からきた労働者で溢れるプノンペンのほとんどの商業が閉鎖を強いられています。地方はお陰でクメール正月並みの賑やかさです。ここカンポット州も、突然の人口急増に電力が間に合わず、停電を繰り返しています。
選挙がどこのメディアもフン・セン首相率いる人民党が間違いなく勝利、今回は特に、123席ある議席の81席を獲得することを予想している、とフン・セン首相が公言していると新聞に載っていました。毎回何百人と死者を出してきたこの総選挙、今回は既に死亡事件が起こっていますが、驚くほど平穏であると、外国系選挙管理団体は言っているそうです。
選挙がどこのメディアもフン・セン首相率いる人民党が間違いなく勝利、今回は特に、123席ある議席の81席を獲得することを予想している、とフン・セン首相が公言していると新聞に載っていました。毎回何百人と死者を出してきたこの総選挙、今回は既に死亡事件が起こっていますが、驚くほど平穏であると、外国系選挙管理団体は言っているそうです。
2008/07/17
タイ国境にて
タイとの国境近くにある、コッコン市外のイスラム教徒の漁村です。コッコン州に出かけている最中、カンボジアの北、プレヴィヒア州で、タイ軍人が不法で越境したということで、タイ側とカンボジア側で軍を導入、カンボジアで働いているタイ人は国外一斉退去するなど、両国間に緊張が走っていると、ニュースで大騒ぎになっていると聞きました。プレヴィヒア州にある遺跡を、タイのものであるとタイ側が言っているそうですが、5、6年前にもシェムリアップにあるアンコールワット遺跡群をタイのものであると主張した女優の一言に憤慨したカンボジア人たちが、プノンペンのタイ大使館に火をつけたのを記憶しています。タイとの国境近くまで出かけてきましたが、ここではさほど、緊張は走っていないようです。コッコン市では市場でもタイ語が飛び交っていました。
コッコン州
2008/07/13
迷信
カンポット・アッセンブリー教会です。マシューが説教の奉仕をする予定だったのでいつもより早めにやってきた日曜日の朝、普段は2,3人しか集まらない礼拝に、見たことのない顔が大勢ありました。一体何が起こったのだろうと思えば、実は昨夜教会の信徒の叔母さんが脳溢血で亡くなったとのこと。教会員も含め親戚や訪れた人たちは、死人の霊が怖くて死体に決して近寄りません。教会に来られたのを見たことがなかったのですが、クリスチャンであったそうで、「霊が無事に天国に戻れるように祈って下さい」と家族が懇願してきました。カンボジアでは、僧侶の読経によって死人の霊は極楽に戻ることができると信じられています。牧師が祈ることによって霊が無事に天国に行けると信じているクリスチャンも、少なくありません。聖書から、死人の霊は地上でさ迷うのではなく、行く場所が決まっているのだと、牧師や僧侶の祈りによって霊が天国に行ったり地獄に行ったりするのではない、一人一人の命はすべて創造者なる主の権限の下にあるのである、と、何度も繰り返して説明しなければなりません。
2008/07/01
2008/06/27
国民議会議員総選挙(その三)
見出しとは関係ありませんが、 カンポット州の絶景です。
カンボジアでは1997年に総選挙があった際、首相候補者のフン・セン氏、ラナリット殿下が同票数獲得したため、二人の首相の連立政権にせざるを得ない結果になり、不服に思ったフン・セン氏が軍隊を率いて武力で反発、プノンペンが戦場のようになった歴史があります。
このフン・セン首相、あまりいい噂は聞きませんが、この人が首相であるがために、キリスト教団体はその活動を大目に見てもらっている事実もあります。主の憐みです。すべての支配、権威、権力、権勢の上におられる主キリスト(エペソ1:21)がカンボジアを憐れんでくださり、ダニエル書のネブカデネザル王のように、創造主を畏れるリーダーを与えて下さるように、と、私たちクリスチャンは祈っています。
カンボジアでは1997年に総選挙があった際、首相候補者のフン・セン氏、ラナリット殿下が同票数獲得したため、二人の首相の連立政権にせざるを得ない結果になり、不服に思ったフン・セン氏が軍隊を率いて武力で反発、プノンペンが戦場のようになった歴史があります。
このフン・セン首相、あまりいい噂は聞きませんが、この人が首相であるがために、キリスト教団体はその活動を大目に見てもらっている事実もあります。主の憐みです。すべての支配、権威、権力、権勢の上におられる主キリスト(エペソ1:21)がカンボジアを憐れんでくださり、ダニエル書のネブカデネザル王のように、創造主を畏れるリーダーを与えて下さるように、と、私たちクリスチャンは祈っています。
国民議会議員総選挙(その二)
国民議会議員総選挙(その一)
2008/06/18
2008/06/12
栄光の望み
2008/05/28
キリストはすべてのすべて
パッションフルーツの花です。大家さんの趣味で、家の庭にはマンゴ、バナナ、パパイヤ、グァヴァ、パッションフルーツ等の木が植えられて季節には見事な実を実らせます。先日初めて知ったのですが、このパッションフルーツという名は、花の中央のおしべが十字架の形をしているところに由来するそうで、パッション(キリストの受難)フルーツとなったとか。主の完成された救いのみ業の上に立たされていることを、感謝せずにはいられない毎日です。私たちクリスチャンにとってキリストはすべてのすべて(コロ3:11)、キリストを持っている私たちはすべてを所有しているものであります。
義父のために祈っていると多くの方々からメールで励ましをいただいています。祈り人を起こして下さる主に感謝します。
義父のために祈っていると多くの方々からメールで励ましをいただいています。祈り人を起こして下さる主に感謝します。
2008/05/25
2008/05/23
2008/05/18
2008/05/10
結婚式(その2)
結婚式
私たちも親しくしている、プノンペンのアッセンブリー教団教会、ポンルーターンスーのソティー牧師と、宣教師団事務所のスタッフの一人、ラタナックさんの結婚式がありました。この結婚式に至るまでの3年間、大変な迫害を両親から受けてきました。二人とも家族で唯一のクリスチャンであるがゆえに、両方の両親が結婚を反対したり、結婚式を仏式で挙げなければ許さないと脅迫されたり、$3,000用意しないと娘を嫁に嫁がせないと言われたり…3年間、二人で共に主に祈り続け、主が問題を一つ一つ解決して下さっているのを見ながら、改めて、「待つこと」の大切さを教えられたものでした。先走って結婚し、すぐに離婚してしまう、カンボジアのクリスチャンたちの証になったと思います。この結婚の契約を主が守って下さるように、そして、二人を通して二人の両親が救われますように、と改めて祝いの席で祈らされました。
2008/05/03
カンポット州の降雨量
庭の水がめも雨季に入って満杯です。地方ではこのように大きな水がめに雨水を溜めて、生活水として使います。カンポットは降雨量が多いと、引越しする前に聞いていたのですが、本当でした。プノンペンでは雨季と言っても一日に一度、スコールのような雨が30分~一時間ほど降るだけだったのですが、ここカンポットの雨季は、日本の梅雨のように、一日中じめじめしています。
雨季に入って、私たちの借家のあちらこちらが雨漏りすることが分りました。大雨が降ると台所は洪水になります。「大家さん、この家、雨漏りしますよ!」と慌てて大家さんに言ったら、「あー、家もするよ。大丈夫。」との返事。「そうじゃなくて、修理…。」と言いたいところでしたが…私たちはこのカンポットののんびりしたところが大好きです。
雨季に入って、私たちの借家のあちらこちらが雨漏りすることが分りました。大雨が降ると台所は洪水になります。「大家さん、この家、雨漏りしますよ!」と慌てて大家さんに言ったら、「あー、家もするよ。大丈夫。」との返事。「そうじゃなくて、修理…。」と言いたいところでしたが…私たちはこのカンポットののんびりしたところが大好きです。
2008/04/30
2008/04/27
交通事故
宣教師団定例会を終えてプノンペンから帰る途中、カンポット州に近い小さな村で何とカンボジアに来て初めて、交通事故に遭ってしまいました。前にいた車を追越そうと、ロモアッ(バイクの後ろに大きな荷台を付けた乗合いタクシーのようなもの)が、私たちの走っている側に向かって来て“ゴツンっ!!!”…かなりの衝撃でした。運転手は必死で「すまん、すまん」と手を合わせて謝ってきたのですが、この車、私たちのではなく、現在巡回で帰国中の宣教師のものです…。村中の人々が集まって来ました。でもこういう時こそ私たちの寛容が試される時です。運転手に「ぶつかった相手がクリスチャンで良かったね」と笑って言うことができるのも、主が私たちの内におられるから、の故です。ロモアッには恐らく運転手の家族だと思いますが、新生児とお母さんが、ぶつかった角の辺りに座っていたのですが、無傷でした。私たちも大丈夫でした。不幸中の幸い、主の守りを心から感謝します。
2008/04/26
2008/04/20
イスラム教結婚式(その3)
イスラム教結婚式(その2)
イスラム教結婚式(その1)
2008/04/18
2008/04/15
大家さんにも福音を
「すまん、遅くなった!」クメール正月で休暇だと思いのんびり迎えた朝、前触れもなくクメール語のレッスンをマシューに施す大家さんです。ここに引越してきて、同じ敷地内にいる大家さんと是非関係を深めたいと、初めてお会いしたときに英語を教えて欲しいと言っていた大家さんに、「英語を教えてあげる代わりに、クメール語を教えて欲しい」とマシューが打診しました。大家さん、大変喜んで、毎回張り切ってレッスンに臨みます。71歳で7人のお子さんを持つ、ポルポト戦争時代の厳しい時代を通ってきた大家さん、勉強するのが大好きです。思いやりのある大家さん、この一家に私たちの日常生活を通して福音が伝えられるように、祈っています。
2008/04/10
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