2009/02/24

クメール・ルージュ裁判開始

長い間滞っていましたクメール・ルージュ裁判が、国連監視の下、今日から開始しました。写真はプノンペン・ポストから拝借した、裁判第一番目の被告、カイン・グエック・イエウ(通称ドーイッ)です。ポル・ポト戦争当時、16,000人以上を拷問、殺害していった、トールスレン(S-21)収容所の監督を務めましたが、実は戦後救われ、約10年前に自首、刑務所生活を続けてきました。今回裁判を受ける他の4人の被告たちと違い、大虐殺に加担したことを認め、被害者の残された家族らに謝罪しているということです。他の被告らが罪を全く認めていない中、クリスチャンであるということで、ポル・ポト戦争中、オンカー(クメール・ルージュの組織)の中で何が起こっていたか、内部の詳しい実態を聞けるのではないかと、注目されています。ドーイッ兄弟、この世で犯した罪の償いはしなければなりませんが、キリストに信頼するものであるがゆえ、創造主のさばきのみ座における判決は、キリストにあって、すでに恩赦、永遠のいのちを受けています。この裁判期間中、クリスチャンであるこのドーイッさんの内にあるキリストの光が、賄賂の飛び交っている腐敗した裁判の中で、明けの明星のように光り輝くよう祈っています。

2009/02/22

ユリの祖父母来訪

私の両親と姉弟が、成長したユリを見に、暑い暑いカンボジアに来訪しました。約1年半ぶりの再会です。最初は少し人見知りをしていたユリも、「じいちゃん、ばあちゃん」とおじいちゃんおばあちゃんに、すぐなつきました。正味3日間という短かい期間でしたが、内容の濃い3日間でした。寒い日本から、30度以上も越えるこのカンボジアへやってきて、あまりの気温差に体が驚いたのではないかと思います。遠くから来てくれてありがとう!